高校数学の勉強方法

 高校の教科書の表紙と裏表紙の裏面には,大抵その教科書で習う公式や定理が載っている.目標を達成するまで(大学入試,定期試験 etc...)に時間があるなら,新しいノートを1冊買ってきて,その公式や定理の証明をそのノートに書く(証明自身は教科書の該当する単元のページに書かれている).もちろんただ書くだけではなくて,書きながら考える(定理の仮定はどのように使われているのか,なぜこのような式変形をするとうまくいくのか....)

 

 難しいと思うなら,教科書に書かれている証明を丸々写すだけでも良い.

 

 その作業と同時進行で,練習問題や章末問題をやると良い.

 入試が近くなったら,そうやって勉強した中で自分が苦手と思う単元やとっつきにくいと思った形式の問題を,(解説がしっかり載っている)参考書を使って繰り返し解く.

 

以上

 

 

追記(2017.4.9)この方法は大学の数学でも同じである.大学の数学の場合には,各講義において指定された教科書の内容をノートに写しながら,講義の内容を加筆して”自分だけの”教科書をつくると良い.専門性が高い科目だと教科書が指定されていない場合もあるが,それでもとにかく講義ノートをもう一度(別のノートに)自分なりにまとめ直す作業をするだけでも良いと思う.

 

にほんブログ村 科学ブログ 数学へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 教育ブログ 算数・数学科教育へ
にほんブログ村